ここ数ヶ月にわたり、夏場に製作不順があった事とその後のご注文の集中によりプレミアムのお届けが遅くなっており申し訳ありません。
既に大変お待ち頂いているところ恐縮ですが、本日選定・発送を見込んでいたリードが高橋淳先生の選定で全数とも販売不可という過去に無い結果となり、本日見込んでいた発送が一切出来なくなりました。
既に可能性として本日発送できる見込みのあったお客様へはメールで直接ご連絡をいたしましたが、ただでさえ長らくお待たせしてご不便をおかけしてしまっている中、さらにお待たせしてしまう事となり、誠に申し訳ありません。
現在、少しでも早く発送できるよう次のリードの製作に取りかかる所ですが、製作日数は材料によって変わってきますので次回発送の目処を立てるには、もう少し作業を進めてみる必要があります。
最も早ければ木曜日に発送できる方法が無いかと考えてはおりますが、あまり急ぐとリードの品質に関わってきますので、遅くとも金曜日か土曜日には発送できるようにしたいと考えております。
さらにその後にご注文のお客様につきましては、今回の件による影響は極力出ないように努力したいと思います。
不良の原因は高橋淳先生のご指摘によれば、今回製作に使用したケーンのガウジング厚が厚すぎたためではないかと考えております。
ガウジング作業の際の厚さ測定が甘かったものと思われます。
そのため、全てのリードがしっかりした奏法では吹けないか(それでも無意識に喉を絞めて圧力を作れば吹くことが出来てしまいます)、もしくは材料が悪いためガウジングが厚いために一応スタンダードとしては販売可能という状態でした。
しかし、この状態のリードは、今日の時点では販売可能でも、お届け時点でどう変化するか予測が付かないため、こちらも販売は見合わせた方が良いという判断をしました。
高橋淳先生の選定では、限界はありますが喉を絞めてしまっている場合も、しっかりしたアンブシュアと腹式呼吸による本格的な奏法でも吹けるフレキシビリティのあるリードだけを販売可能と判断していただいています)
どうしてもお急ぎのお客様につきましては、高橋淳先生の新プロフェッショナル(軽め)、または、プロフェッショナル(重め)のどちらかを代替品としてお届けする事は可能です。(差額は当店の負担といたしますが、この場合プレミアムと違うという理由での交換・返品はご容赦ください)
ご希望のお客様はお手数ですが、ご連絡の程よろしくお願い申し上げます。
今後は同様の失敗をしないよう、しっかり反省して、より注意して製作に当たっていきたいと思います。
プレミアムをお待たせしているお客様へ、また、おそらくはピアニッシモをお待ちのお客様へも、この件でさらにお待たせしてしまうことを重ねでお詫び申し上げます。
恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。