2021年2月16日
ピアニッシモはオーボエリード小岩工房さんのみで手に入るものです 。
確率的には 約30本に一本偶然にできます 。
マーラーやブルックナー、ドヴォルザークなどの低音のソロがある 交響曲の 一番オーボエを演奏する方、
トリオダンシュ 、木管五重奏などの室内楽を演奏する方、
シビアな2番オーボエを吹く方、
バッハのパルティータやテレマンのファンタジー等の オーボエソロを吹く方に適しております。
もちろんフォルテも出ますよ !
リードの開きは少ないですが息が入り 、いくら吹き込んでも音が割れなく、柔らかい上品な音が特徴です。
私のリサイタルではこのようなリードを使用しております 。
そういうリードでないとシューマンの三つのロマンス などを余裕で通すことはできません。
私は45年前師匠コッホ先生のところで学んだ初めてのことがなるべくリードの開きは少なくしろ!でした。
「お前はこんな開きのあるリードを吹いて、モーツァルトのオーボエ協奏曲が通せるのか? オーボエはトランペットではないぞ!」と怒られました 。
パッシン氏やクレメント氏のリードも開きは殆どありませんでした 。
どうも私を含めて日本のオーボエの方はリードの開きがあると太い柔らかい音がでると勘違いしてるようです!
なので皆さん持久力がないのです
オーボエ歴50年のジジイの独り言でした m(_ _;)m