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リード製作者高橋淳先生より

ピアニッシモはオーボエリード小岩工房さんのみで手に入るものです 。

確率的には 約30本に一本偶然にできます 。

マーラーやブルックナー、ドヴォルザークなどの低音のソロがある 交響曲の 一番オーボエを演奏する方、
トリオダンシュ 、木管五重奏などの室内楽を演奏する方、
シビアな2番オーボエを吹く方、
バッハのパルティータやテレマンのファンタジー等の オーボエソロを吹く方に適しております。

もちろんフォルテも出ますよ !

リードの開きは少ないですが息が入り 、いくら吹き込んでも音が割れなく、柔らかい上品な音が特徴です。

私のリサイタルではこのようなリードを使用しております 。
そういうリードでないとシューマンの三つのロマンス などを余裕で通すことはできません。

私は45年前師匠コッホ先生のところで学んだ初めてのことがなるべくリードの開きは少なくしろ!でした。

「お前はこんな開きのあるリードを吹いて、モーツァルトのオーボエ協奏曲が通せるのか? オーボエはトランペットではないぞ!」と怒られました 。

パッシン氏やクレメント氏のリードも開きは殆どありませんでした 。

どうも私を含めて日本のオーボエの方はリードの開きがあると太い柔らかい音がでると勘違いしてるようです!

なので皆さん持久力がないのです

オーボエ歴50年のジジイの独り言でした m(_ _;)m

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